【時論】新しい朝ロ「同盟条約」 隠れた狙いは声東撃西
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.26 14:47
「すべてはタイミング」という言葉がある。ウクライナ戦争が3年目に入り、執権5期目に入ったプーチン大統領はなぜ、あえてこの時期に平壌(ピョンヤン)に行ったのか。夜中に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が空港の滑走路にぼそっと立っている姿は超現実的だ。逆説的にこの場面はプーチン大統領の切迫した状況を見せた。自身を招請した金委員長が待ち続ける姿を演出し、戦争に切実な弾薬を乞いにくる状況を希釈しようという計算が反映されたのではないだろうか。
プーチン大統領と金正恩委員長が「包括的戦略パートナーシップ協定」に署名した。全23条項の協定文をめぐる解釈が続いている。多くの専門家は「有事自動軍事介入」との解釈が可能な協定第4条に注目している。筆者の考えでは、新しい朝ロ協定(条約)で最も重要な条項は第8条(防衛能力を強化する目的の下、共同措置を取るための制度)とみられる。