韓国政府、少子化対策60件に集中…移民政策・授業料免除など破格対策はなく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.20 11:13
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が執権2年余りぶりに少子化対策を打ち出した。以前の政権と変わった点が目に付く。文在寅(ムン・ジェイン)政権は男女平等と個人の暮らしを強調した。すると自然に出生率が上がると考えた。だが「空虚だ」という指摘を多く受けた。今回の対策では少子化傾向の反転を直接的に掲げた。また、前政権から消えた2030年に1人とする出生率目標を生き返らせた。これに対し男女平等という言葉はほとんどない。直接的に「出産奨励」とはしなかったがそう解釈できる。出生率が0.6人台に急落直前という状況であれこれ問い詰める状況ではないことは明らかだ。
人口は大統領のアジェンダだ。朴槿恵(パク・クネ)政権や文在寅政権は後回しだった。文在寅前大統領は少子高齢社会委員長として一度も対面会議を主宰しなかった。朴元大統領は2回した。尹大統領もこれまで軽視してきた。昨年3月に主宰したことしかない。今回は毎月人口非常対策会議を主宰して取りまとめるという点は評価に値する。人口戦略企画部に力を与えた点も肯定的だ。また、過去の少子化対策は総合ギフトセットと呼ばれた。300件を超えた。これに対し今回は仕事と家庭の両立、教育・介護の3分野60件ほどに減らした。選択と集中とみることができる。