韓国高校2年生の17%が「数学基礎学力不足」…2017年以降で最大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.18 10:44
昨年、韓国の国家水準学業成就度評価の結果、高校2年生の6人に1人が数学教育課程をほぼ理解できない「基礎学力不足」水準であることが分かった。国家水準学業成就度評価が全数から標本集団(3%)評価に転換した2017年以来、最高値となる。
教育部と韓国教育課程評価院は17日、2023年国家水準学業成就度評価の結果を発表した。学業達成度評価は全国の中3と高2の生徒の3%を標集して国語・数学・英語の学歴水準を診断する試験だ。評価の結果はレベル1(基礎学力不足)~レベル4(優秀)で区分する。基礎学力不足は教科内容の20%も理解できない学生を意味する。数学でレベル1の生徒比率は2017年9.9%から昨年16.6%に上昇した。国語も同じ学年内でレベル1の生徒が引き続き増えている。2018年3.4%以降、5年連続で増加して昨年は8.6%を記録した。ただし英語はレベル1の比率が8.7%で前年比小幅(0.6%ポイント)で減少した。