豪企業の「東海ガス田報告書」に異なる内容…韓国政府「深みある分析ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.07 12:00
韓国政府が「浦項(ポハン)の迎日湾(ヨンイルマン)沖に大規模な石油・ガスが埋蔵されている可能性がある」と発表した根拠の一つが、米エネルギー探査専門会社アクトジオの分析結果だ。アクトジオのビトール・アブレウ顧問は7日、韓国で記者会見を行う予定だ。ところがオーストラリアのエネルギー探査会社ウッドサイドが昨年、韓国と東海(トンヘ、日本名・日本海)ガス田共同探査事業から撤収しながら「将来性がない」と評価した報告書が論議を呼んでいる。政府は「事実と異なる」と反論した。
ウッドサイドの「2023年年次報告書」によると、ウッドサイドは「探査ポートフォリオを最適化する過程で将来性がないと判断した鉱区から撤収した」とし「トリニダードトバゴ深海5鉱区撤収決定と共にカナダ、韓国、ペルー、ミャンマーA-6鉱区から公式撤収したことが含まれる」と明らかにした。