CEOが米堆積地質学会長出身…「迎日湾石油埋蔵分析」米アクトジオとは=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.04 10:40
浦項(ポハン)の迎日湾(ヨンイルマン)の石油埋蔵と関連した物理探査段階で深層分析を担当した米国アクトジオに対する関心が大きくなっている。石油開発の初期段階のひとつである物理探査は弾性波検査などを通じて地下油田構造を調査する。人体のエックス線写真を撮るのと似た形だ。アクトジオは浦項近海に最小35億バレルから最大140億バレルの石油とガスが埋蔵されている可能性があるという評価結果を昨年末韓国政府に通知した。
資源開発業界によると、アクトジオは2017年に設立された米ヒューストン所在の深海探査評価専門コンサルティング企業だ。各国の石油・ガス会社、政府機関、大学に地球科学分野のコンサルティングと教育サービスを提供する。韓国、カザフスタン、ミャンマー、ブラジルなどの探査プロジェクトを支援した経歴がある。仁荷(インハ)大学エネルギー資源工学科のカン・チョング招聘教授は「物理探査を専門にする機関は多くないが、アクトジオは小さい企業ではあるが専門家の間で人望がある。韓国石油公社の場合、まだ探査分析技術力が優れておらず外部の専門機関に依頼したもの」と説明した。