韓国対外経済政策研究院「世界経済成長率2.8%から3.0%に…米国とインドの成長が影響」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.22 09:19
国策研究機関である対外経済政策研究院(KIEP)が今年の世界経済成長見通しをこれまでの2.8%から3.0%に上方修正した。米国とインドが強い成長傾向を見せ世界経済の緩やかな回復傾向を牽引するだろうという判断からだ。ただ堅固な米国経済に利下げ時期が遅くなっているのが世界経済の不確実性要因のひとつだ。
KIEPは21日、こうした内容を盛り込んだ「2024年世界経済見通し(アップデート)」を発表した。KIEPが提示した3.0%の成長率は昨年11月の予測値より0.2ポイント高いが、経済協力開発機構(OECD)の3.1%や国際通貨基金(IMF)の3.2%よりは低い。