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<大リーグ>「7億ドル契約の理由」…大谷、特大本塁打でまた「ワンマンショー」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.06 14:27
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メジャーリーグ(MLB)最高スターの「野球天才」大谷翔平(29、LAドジャース)が打撃の才能を遺憾なく発揮した。

大谷は6日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたアトランタ・ブレーブス戦に2番・指名打者で先発出場し、本塁打2本を含む4打数4安打3打点2得点と大活躍した。チームを5-1の勝利を導く「ワンマンショー」だった。

 
大谷は最初の打席から爆発した。大谷は1回裏、無死一塁の場面でアトランタ先発の左腕マックス・フリードから先制2点本塁打を放った。1ボール2ストライクからの5球目、内角カーブ(時速120キロ)をすく上げ、ドジャースタジアムのセンター方向に運んだ。今季9号、前日(5日)の試合に続く2日連続のアーチだった。

さらに大谷は3回裏二死から左前安打で出塁して打撃感覚を維持し、先頭打者だった6回にも中前安打で2日連続の3安打をマークした。大谷が1試合で3安打以上をマークしたのは今季6回目。

大谷は止まらなかった。最後の打席でダメ押しとなる今季10号本塁打も打った。ドジャースが4-1とリードした8回裏、先頭打者で打席に入り、相手左腕A.J.ミンターの初球ストレート(151キロ)が真ん中に入るとフルスイングした。打球は時速178キロの速度で141.4メートル飛び、メイン電光掲示板付近の観客上段に落下した。4年連続2けた本塁打達成となる特大本塁打だった。

MLBドットコムによると、本塁打の公式飛距離141メートルは今季のメジャーでマイク・トラウト(LAエンゼルス、144メートル)に次いで2番目。MLBドットコムは「冬にドジャースが大谷と契約した際、今後10年間このような特大本塁打の瞬間がドジャースタジアムで生まれる場面を夢見たはず」とし「これがまさにドジャースが大谷に歴史的な金額の7億ドルを出して迎え入れた理由」と伝えた。

大谷はこの日、シーズン初のマルチ本塁打(2本塁打以上)をマークし、ドジャース球団に新しい歴史も残した。MLBドットコムは「本塁打2本を追加した大谷は1901年以降、開幕から35試合で長打25本以上をマークした最初のドジャース選手になった」と伝えた。

ドジャースは3日間に12打数8安打(3本塁打)6打点をマークした大谷の活躍などでアトランタとのホーム3連戦を全勝で終えた。今季の成績は23勝13敗(勝率0.639)でナショナルリーグ西部地区1位。

大谷は打率を3割6分4厘まで上げてメジャー全体で打率1位、本塁打1位タイ、出塁率(0.426)4位、長打率(0.685)1位、OPS(出塁率+長打率、1.111)1位に名を連ねた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後、「大谷は我々が過去に見ることができなかったものをやり続けている」と感嘆した。

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