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韓国企業のグリーンミネラル「バッテリーリサイクルに『クロレラ』技術を活用すれば環境・コスト問題のどちらも解決できる」(1)

ⓒ 中央日報日本語版2024.04.30 13:32
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あと10年も経たないうちに電気自動車(EV)に使われるバッテリーが市場から回収されることが予想される。バッテリーを構成する高価なリチウムをリサイクルする世界的な対策が必要だ。

だが、このようなリサイクル過程が環境に害になるというならEVを購入する理由はあるだろうか。

 
ソウルのバッテリーリサイクル・スタートアップ「グリーンミネラル」の最高経営責任者(CEO)、鄭光煥(チョン・グァンファン)代表はクロレラが環境的・費用的な側面のどちらにおいてもその質問に対する答えになりえると語る。

「グリーンミネラルのクロレラ技術は環境に致命的な影響を及ぼす化学溶液を利用しなくても使用済みEVバッテリーからリチウムを抽出することができます」。鄭代表は最近、コリア中央デイリーとのインタビューでこのように話した。

鄭代表はこのアプローチ方式は「費用的な側面で非常に効率的」であり、従来のリサイクル方法にかかっていたコストの5分の1ほどにしかならないと付け加えた。

イーロン・マスク氏がリチウムを「お金を印刷するライセンス」と表現したほど、リチウムは精製するために莫大なコストが求められる、EVバッテリー生産における核心的な鉱物だ。リチウム素材を得ることができる源泉が制限的であるため、リチウムを収穫するためにバッテリーをリサイクルする過程は必須の段階だ。多くのグローバル企業がリサイクルに対する投資を急いでいるのはこのためだ。

韓国のエネルギー関連専門調査機関「SNE Research」によると、2025年にはハイブリッドカーを含めてEV約56万台が廃棄されると予想されていて、この数は2040年になれば4300万台に迫るとみられている。

このため使用済みバッテリーの量が2025年に78万6000トンになると仮定する場合、2040年には500万トンに急増し、その価値は1741億ドル(約27兆4780億円)に達するものと展望される。

2021年に設立されたグリーンミネラルは昨年ポステックホールディングスやGSグループをはじめとする世界中の投資家から合計50億ウォン(360万ドル、約5億7235万円)のシリーズA後援金を確保した。ポスコグループを含む幅広い大企業からパートナーシップの要請を受けてもいる。

スタートアップを率いる間、鄭代表は自身が学部生時代に身を置いていた西江(ソガン)大学生命科学科教授としてのキャリアも手放すことなく継続した。鄭代表はKAIST(韓国科学技術院)生命科学科で修士学位を取得し、米国テキサス大学で微生物学と分子遺伝学の博士学位を取得した。

コリア中央デイリーはソウル南部の衿川区(クムチョング)に位置したグリーンミネラル本社で鄭代表と会い、リチウムを抽出する材料として使用することができるクロレラの発見とグリーンミネラルの今後の未来事業戦略について話を聞いた。

以下はインタビューの抜粋内容。

--鄭代表は生命科学の教授です。EVバッテリーに関連したスタートアップを始めることになった動機は何ですか。

「10年以上前、福島原発事故によって放射能物質が放出された時、ある教授が私に大気から放射能物質を除去できる微細藻類について研究するように指示しました。私は当時、世界中から手に入れられる微細藻類をできるだけたくさん買ってきて実験を進め、クロレラがその能力を持っていることを発見しました。

その生態をリチウムに適用し、平均的に0.17ppm(百万分の一)のリチウムを含有する海水について実験を行いました。しかし、リチウム含有量が少なすぎて失敗しました。

しかし私は使用済みEVバッテリーの液状廃棄物には平均2000ppmのリチウムが含まれていてクロレラを適用するのに充分であることを発見しました。これに対して実験を行い、成功しました」

--クロレラを使ってEVバッテリーからリチウムを抽出する原理は非常に複雑そうですが。該当の技術に対して詳しく説明してくれませんか。

「クロレラはリチウムのような金属イオンを炭酸塩に変換させる独特の能力を持っています。これは貝類が殻を形成する過程と似ています。貝類の細胞膜内にカルシウムが入ってきて二酸化炭素と反応すると、カルシウム炭酸塩に変化して固まって放出されます。

クロレラはリチウムと似た反応を示しますが、これは細胞が鉱物を形成する生物鉱物化過程につながります。クロレラをリチウムが含まれた液状廃棄物に添加すれば、クロレラが繁殖してその廃棄物を結晶にして除去します。その後、我々がここからリチウム炭酸塩を収集します。

EVバッテリーは通常28キログラム(61.7ポンド)のリチウムで構成されていますが、この中から20キログラムを回収することができます。残った部分のうち、コバルト、ニッケル、マンガンのような金属を除けば、ニッケル含有量が2000ppmの約10トンのリチウム液状廃棄物が残ります。このような液状廃棄物からリチウムを抽出するには2キログラムのクロレラが必要です」

韓国企業のグリーンミネラル「バッテリーリサイクルに『クロレラ』技術を活用すれば環境・コスト問題のどちらも解決できる」(2)

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    2024.04.30 13:32
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    ソウルのバッテリーリサイクル・スタートアップ「グリーンミネラル」最高経営責任者(CEO)の鄭光煥(チョン・グァンファン)代表が、最近コリア中央デイリーのインタビューに応じ、インタビュー後に会社本部が位置したソウル南部の衿川区(クムチョング)で写真撮影のためにポーズを取っている。[写真 パク・サンムン]
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