壬辰倭乱時に韓国から日本が持っていった「五色八重」と言っていたのに…蔚山椿の地位剥奪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.24 15:13
韓国南東部にある蔚山市(ウルサンシ)が市庁前広場に植えた樹齢41年の五色八重椿の名札(蔚山椿)を取り、案内板も除去した。1590年代にある倭将がその美しさに心を奪われて蔚山にあった椿を日本へ持ち帰り、その後400年ぶりに韓国に戻って市庁広場に植えられることになったという蔚山椿の起源説が明確な歴史的資料や根拠が探してもないという調査結果が出てきたためだ。
五色八重椿は白・赤・薄紅・真紅・ピンクなど五つの色の花が咲くので「五色」、花びらが八重になっているので「八重」と呼ばれている。