SKハイニックス、TSMCと「第6世代HBM」技術同盟…2026年量産
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.21 09:48
SKハイニックスがファウンドリー(半導体委託生産)世界1位の台湾TSMCと次世代高帯域幅メモリー(HBM)同盟を締結した。SKハイニックスは19日、最近台湾でTSMCと技術協力に向けた了解覚書(MOU)を締結し、TSMCと協力して2026年量産予定の次世代HBM4(第6世代HBM)を開発する計画だと明らかにした。SKハイニックスはこの日「顧客-ファウンドリー-メモリーにつながる3社間の技術協力を基にメモリー性能の限界を突破するだろう」と明らかにした。
次世代HBMの設計と生産で、エヌビディア、TSMC、SKハイニックスの3社同盟が公式化した形だ。現在HBM市場でエヌビディアのパートナーと位置づけられたSKハイニックスは次世代市場でもメモリーパートナーとしての優位を逃さないという戦略だ。人工知能(AI)半導体市場の90%以上を掌握しているエヌビディアはAI訓練・推論に必須のAI加速器に搭載されるHBMをSKハイニックスで供給されてTSMCにパッケージングを任せる方式で調達する。AI加速器で実際の年産を担当するGPU(グラフィック処理装置)委託生産やはりTSMCが担当する。