韓国、中国からの尿素輸入88%から12%に減ったが…業界「中国依存再び大きくなりそう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.18 09:27
昨年末に中国が尿素水の核心原材料である尿素の輸出を制限し中国製尿素輸入の割合が88%から10%台に大きく落ち込んだことがわかった。代わりにベトナムや日本などから輸入した尿素の割合が拡大し輸入先が多様化した。ただ業界では価格競争力の問題が解決されない限り再び中国に依存するほかないという見方が強い。
韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、1-3月期の産業用・車両用尿素の輸入国の割合(重量基準)はベトナムが65.6%で最も多かった。中国の割合は12.6%で2位を占めた。次いで日本が7.4%、カタールが7.2%、インドネシアが4.4%、サウジアラビアが2.7%の順だった。尿素は軽油車から排出される窒素酸化物を減らす尿素水の原材料だ。