インテル「われわれはすでに2位」発表にも市場は冷ややか…昨年70億ドルの損失
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.04 08:37
インテルが会計方式の変更を適用した過去のファウンドリー(委託生産)部門の実績を公開した。内部製造量もファウンドリー顧客売り上げとして合算したもので、この3年間のサムスン電子のファウンドリー売り上げの推定値445億ドル(約6兆7460億円)よりインテルの売り上げが多いという結果が出た。だが市場の反応は冷ややかだった。インテルが昨年だけで数十億ドルの営業損失を出したという事実もともに伝えられてだ。
インテルは2日、新しい会計方式を説明するオンラインセミナーを開き、調整された2021~2023年の売り上げを公開した。インテルが中央処理装置(CPU)など内部で設計した製品の製造もファウンドリー売り上げに含めた値だ。これによりインテルのファウンドリー売り上げは2021年が228億ドル、2022年が275億ドル、2023年が189億ドルと集計された。市場調査会社トレンドフォースが推定するサムスン電子のファウンドリー売り上げは2021年が188億ドル、2022年が208億ドル、2023年が129億ドルで、3年間の合計はインテルより247億ドル少ない。