北朝鮮、女子サッカー南北試合の放送では「傀儡」の代わりに「韓国」表記
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.18 07:56
北朝鮮が南北間の女子サッカー試合をテレビで録画中継し、最近の基調とは違って韓国側を「韓国」とだけ表現した。
朝鮮中央テレビは１３日に行われた２０歳以下（Ｕ－２０）女子サッカーアジアカップ準決勝の南北対決の映像を１７日に中継し、韓国を「韓国」、北朝鮮を「朝鮮」と表記した。これに先立ち、朝鮮中央通信はこの試合結果を１４日付記事で報道し、韓国を「傀儡韓国」と表記している。
南北関係を「敵対的」な交戦国関係と見なすという金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長の方針が反映されたものと分析される。金委員長は昨年末、労働党全員会議で「北南関係は同族関係ではなく敵対的な二つの国家関係」とし「統一戦線部をはじめとする対南機構を整理・改編せよ」と指示した。
朝鮮中央テレビは１３日に行われた２０歳以下（Ｕ－２０）女子サッカーアジアカップ準決勝の南北対決の映像を１７日に中継し、韓国を「韓国」、北朝鮮を「朝鮮」と表記した。これに先立ち、朝鮮中央通信はこの試合結果を１４日付記事で報道し、韓国を「傀儡韓国」と表記している。
南北関係を「敵対的」な交戦国関係と見なすという金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長の方針が反映されたものと分析される。金委員長は昨年末、労働党全員会議で「北南関係は同族関係ではなく敵対的な二つの国家関係」とし「統一戦線部をはじめとする対南機構を整理・改編せよ」と指示した。