「どうりで似てないと思った」…4400万ウォン投じた金大中ろう人形の真実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.15 15:36
金大中(キム・デジュン)ノーベル平和賞記念館(以下、記念館)が製作した金大中元大統領と李姫鎬(イ・ヒホ)夫人夫妻のろう人形がろう素材ではないシリコン素材で製作されていたことが明らかになった。数千万ウォンかけて製作された人形は記念館に展示されていたが、実物と似ていないという指摘が相次いだことから、現在は撤去されて収蔵庫に保管されている。
全羅南道木浦市(チョルラナムド・モクポシ)は記念館職員3人に対して業務上背任、私文書などの偽造・変造、私文書不正行使などの容疑で警察に告発したと15日、明らかにした。市の監査室は昨年末、総合監査を通じて金大中元大統領夫妻のろう人形製作過程に違法性があった事実を把握した。