小児麻痺で70年間「鉄の肺」の中で過ごした米国人男性、78歳で死去
ⓒ 中央日報日本語版2024.03.14 07:51
小児麻痺にかかった後、70年以上鉄の肺(iron lung)の中で過ごしてきたポール・アレクサンダーさんが78歳でこの世を去った。アレクサンダーさんは鉄の肺の中で過ごしながらも、大学を卒業して弁護士になり、口にペンをくわえて8年にわたって自伝を書くなど輝かしい人生を送った。
13日(現地時間)、NBCなどによると、ポール・アレクサンダーさんの家族は、ゴー・ファンド・ミー(GoFundMe)のアレクサンダーさんの治療費募金ページを通じて、悲報を伝えた。募金活動家クリストファー・ウルマーさんは「彼の話は全世界の人々に肯定的な影響を及ぼした」として「ポールさんは驚くべきロールモデルだった」として故人を追悼した。