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ロシア、韓国人1人を「スパイ容疑」で初めて逮捕…北朝鮮勤労者を支援した宣教師だった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.12 14:37
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ロシア・ウラジオストクでスパイ容疑で逮捕された韓国人男性は現地で北朝鮮離脱住民救出活動などをしてきた宣教師だと伝えられた。

12日のJTBCによると、韓国人宣教師のペク氏は今年初め、中国からロシアのウラジオストクに入った後、北朝鮮勤労者のための活動をしていたが、ロシア連邦保安局に逮捕された。

 
ペク氏は主にロシア極東地域で北朝鮮関連の活動をしてきたが、ウラジオストク・ハバロフスクなどロシア極東地域には伐木や建設現場に派遣された北朝鮮人勤労者が数万人にのぼるという。

現地のある知人はペク氏は教会関連の活動をしてきたとし、「ロシア保安局が逮捕状を持って訪ねてきて正式手続きを踏んで逮捕した」と伝えた。ペク氏は北朝鮮勤労者と直接接触していないが、間接的に支援していたという。

ペク氏は韓国国内のある疎外階層支援団体に籍を置いて海外活動をした。この団体はペク氏の救命活動をするかどうか議論する予定と伝えられた。

ロシア・タス通信は11日、ペク氏の逮捕を伝え「スパイ犯罪捜査中に韓国人の身元を確認した」と報じた。韓国人がロシアでスパイ容疑で逮捕されるのは今回が初めて。

タス通信によると、ペク氏は今年初めウラジオストクで拘禁された後、追加の取り調べのため先月末モスクワに移送され、レフォルトヴォ拘置所に拘禁された状態だ。

ペク氏は民間人身分で1月、中国から陸路でウラジオストクに入り、数日間過ごした後、ロシア連邦保安庁(FSB)に逮捕されたという。当時ウラジオストクに共に行ったペク氏の妻もFSBに逮捕されたが釈放され、現在は韓国にいるという。

外交部はペク氏に対する支援をしていると明らかにした。外交部の当局者は「逮捕の事実を認知した直後から必要な支援をしている」とし「具体的な内容は現在調査中であり言及できない」と話した。

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    2024.03.12 14:37
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    ロシア建設現場で働く北朝鮮勤労者 中央フォト
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