人を燃やして殺すギャング団の「バーベキュー」…無法のハイチに死神が来るのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.12 11:58
カリブ海の島国ハイチで10日間以上ギャング団の武装暴動が続き、無法地帯になっている。自称「カリブ海のロビンフッド」ギャング団のボス、ジミー・シュリジエ氏(46)がハイチのアリエル・アンリ(75)首相が辞任しなければ内戦を起こすと警告した中、米国・ドイツなど西側大使館の脱出行列が続いている。国際社会の迅速な介入が要求され、「ギャングの死神」と呼ばれるエルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領も支援の意思を明らかにした。
10日(現地時間)AFP通信、ガーディアン紙などによると、米国は軍用ヘリを急派し、現地駐在大使館職員の一部を撤収させた。米南部司令部は同日、声明を通じて首都ポルトープランス駐在大使館の非必須人員を撤収させるために、軍用機を大使館領内に送ったと明らかにした。ただ、米国務省はハイチ駐在大使館は人員が減った状態で制限された業務をしながら、引き続き開かれていると明らかにした。