韓米、防衛費交渉1年操り上げて開始…「トランプリスク」考慮(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.05 16:41
韓米が5日、第12次防衛費分担金特別協定(SMA)の交渉代表を公開し、次期SMA交渉の開始を公式化した。韓国外交部と米国務省はこの日、韓国側代表に李泰雨(イ・テウ)元駐シドニー総領事を、米側代表に米国務省政治軍事局のリンダ・スペクト安全保障交渉首席補佐官をそれぞれ任命したと明らかにした。韓国交渉チームには外交部のほか国防部、企画財政部、防衛事業庁の関係者も加わり、米国側も国務省・国防総省の関係者が入る。李泰雨代表はこの日、記者らに対し「重大な責任を負うことになり荷が重いが、これから交渉を通じて韓米連合防衛態勢の重要な軸である在韓米軍の安定した駐留環境を整えるうえで合理的なレベルの防衛費分担が行われるよう最善の努力をする」と述べた。
米国務省は「両国代表団は韓米同盟をより一層強化する生産的な協議のために努力する」と話した。