証券市場は好調、経済はマイナス成長…韓国が反面教師とすべき日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.26 07:14
韓国政府が韓国証券市場の低評価、いわゆる「コリアディスカウント」を解消するため26日に発表する企業バリューアップ(価値上昇)プログラムをめぐり、日本の事例がロール モデルとしてしばしば議論される。最近日本の証券市場が最高値を記録するなど注目されてだ。だが火が付いた証券市場と違い経済指標は冷めるなどデカップリング(脱同調化)が激しいだけに日本を反面教師にすべきとの分析が出ている。
日本証券市場の代表株価指数である日経平均は22日に3万9098円で取引を終えた。日経平均が3万9000円を超えたのはこの日が初めてだ。日本のバブル経済時期である1989年12月に記録した3万8915円を34年ぶりに上回った。日経平均は昨年1年間で28%上昇した後、今年に入ってからも16%上がった。円安により輸出企業の業績が改善した上に最近中国証券市場から抜け出した外国人資金が流入した影響と解説される。ここに日本政府が着実に推進してきた企業価値向上プログラムが効果をみたと分析される。