マッキンゼー「韓国証券市場、成長しないよう努める」…韓国市場離れが加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.13 12:01
世界的コンサルティング企業マッキンゼーは昨年末に韓国経済を「ゆでガエル症候群」に陥ったと比喩した。重大な危機が迫っているのに「この程度なら大丈夫だろう」と解決策を立てずにいるということだ。マッキンゼーが指摘した危機のひとつが韓国証券市場の低評価、「コリア・ディスカウント」だ。
韓国は盛んな貿易で世界13位の経済大国になったが、経済成長に必須の「資本血流」は停滞した姿だ。マッキンゼーによると韓国の国内総生産(GDP)に対する資本増大量(公募債、私募債、社債など証券発行規模割合)は2018年の10.9%から2022年には8.2%と下がり続けている。資本増大量はその国の資本成熟度を示す尺度とされる。