米有名作家、韓国旅行後「世界で最も憂うつな国ですね」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.29 08:08
マンソンさんは「認知歪曲」という概念について「世の中と私たちの人生を見る誤った方式」とし、「これはより大きな不安とうつ病につながる」と説明した。また「最も一般的な認知歪曲は『全部でなければ皆無(allor nothing)』という思考だが、『Aが賢くなければ、Aは愚かなことに違いない』と考えること」とし「韓国の若者は『全部でなければ皆無』という評価を受けているようだ。メンタルヘルスの観点から良いことではない」と懸念を示した。
特に、韓国が儒教文化の悪い点と資本主義のデメリットを極大化した点が残念だとも強調した。マンソンさんは、「儒教文化では個人がいない。すべてが家族中心だ。家族のために犠牲になればなるほど、より良い人になる。あなたが犠牲になる意志や能力が少ないほど、より多くの恥をかかされ、審判を受ける」と指摘した。また「儒教文化ではうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような精神健康問題を共感しようとせず、むしろ人格の失敗だと判断する」と指摘した。また「これは健全な態度ではない」と強調した。