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韓国人投資家、今年に入り日本株を大規模買い越し…先月の9倍

ⓒ 中央日報日本語版2024.01.17 11:28
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韓国人投資家が日本の証券市場で大規模な買い攻勢を続けていることが明らかになった。

韓国預託決済院が16日に明らかにしたところによると、今年に入り12日まで韓国人投資家は日本株を742億ウォン相当買い越した。これは先月の買い越し額の9倍水準だ。

 
韓国人投資家の日本株買い越し額は昨年4月から増加傾向を見せており、歴代級の円安で日本株投資ブームが高まった7月には2033億ウォンまで大きく増えた。その後は減少傾向に転じ先月には80億ウォン台まで縮小したが今年に入って再び急増を記録している。

11日基準で日本株保管額も5兆190億ウォンで先月末より804億ウォン増えた。NH投資証券のペク・チャンギュ研究員は「日経平均が最近高値を更新し投資家の関心が大きくなった中で円安となっており、日本政府が株価純資産倍率(PBR)1倍以下の企業に対し再評価を受ける機会を作るなど三拍子がそろったことで投資家の関心が増えたとみられる」と説明した。

日経平均は11日に34年ぶりに3万5000円を超えたのに続き、15日には取引時間中に3万6000円も超えるなど1990年2月以来の高値を記録した。韓国取引所によると今年に入って12日までの日経平均指数上昇率は6.3%で、主要20カ国(G20)の証券市場のうちアルゼンチンの11.1%、トルコの6.9%に次ぐ3位を記録した。同じ期間に韓国の韓国総合株価指数(KOSPI)は4.9%下落して最下位を記録した。

韓国人投資家の日本株買い越しは主に半導体部品とゲーム関連銘柄中心であることがわかった。この期間に上場指数ファンド(ETF)を除き最も多く買い越した銘柄はゲーム開発企業カプコンで総額15億3000万ウォンだ。半導体装備企業の東京エレクトロンが13億9000万ウォンで2位、ゲーム関連企業スクウェア・エニックス・ホールディングスが8億2000万ウォンで3位を占めた。このほかダブルスコープ、ネクソン、ホンダ、TDKなどが後に続いた。

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