韓国最大野党から離党した李洛淵元党代表「総選挙に不出馬」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.12 10:12
李洛淵(イ・ナギョン)元共に民主党代表が、民主党離党宣言とともに総選挙不出馬の意思を明らかにした。李元代表は11日、国会疎通館で記者会見を開き、「24年間籍を置いてきた民主党を離れ、新しい位置で新しい方式で大韓民国に奉仕する新しい道に出ることにした」とし、新党結成を宣言した。李元代表は記者会見以降、CBSラジオ『パク・ジェホンの一本勝負』に出演し「総選挙地方区、または比例代表候補に出馬の意思があるのか」という質問に「出馬しない」と答えた。司会者が「(出馬の代わりに)まだ総選挙を助ける役割で参加するのか」と尋ねると「そうだ」と答えた。李元代表が総選挙90日前に新党結成に乗り出し、野党の再編が本格化するだろうという観測が出ている。
李元代表は記者会見で「民主党は長い間党員にとってすでに『見知らぬ家』になっている」とし、「金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)の精神、価値と品格は消え、暴力的で低級な言動が横行する『一人政党』『防弾政党』に変質した」と主張した。また「党内批判者と私の支持者は2年間、全国で『スイカ』で侮蔑され、処断の対象として攻撃を受けた」として「そのような残忍な現実が改善されることを願ったが、むしろ悪化した」と指摘した。李元代表は「民主党の疲弊には私の責任もあるということを認める。私の過ちを後悔しながら国民と党員の皆様に謝罪する」と姿勢を下げたが、会見は出征式に近かった。支持者たちは国会疎通館のロビーを埋め尽くし、「李洛淵」を連呼した。