受注29%減、許可13%減…建設業界が今年の韓国経済の信管に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.09 07:29
今年の建設景気が韓国経済の足を引っ張る可能性が大きくなっている。韓国企画財政部などが8日に明らかにしたところによると、「2024年経済政策方向」では「今年は輸出を中心に回復傾向が拡大するが、消費鈍化、建設景気不振が予想される」という観測が盛り込まれた。韓国政府は今年の経済成長見通しを2.2%とする中で、建設投資見通しは1.2%のマイナス成長を予想する。
KDB産業銀行が従業員50人以上の企業3788社を対象に調査した資料によると、今韓国企業1万9190社の設備投資額は総額225兆3000億ウォン(約24兆円)で前年の217兆8000億ウォン(速報値)より3.4%増える見込みだが、建設業の設備投資だけみると9兆8920億ウォンから8兆901億ウォンに18.2%の減少を示すものと予想された。調査を始めた2016年以降で最も大きい落ち幅だ。他の産業と対照的に建設産業だけ唯一設備投資が下り坂だ。