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中国ロケット軍首脳部、1カ月間に12人粛清…不正腐敗調査の波紋

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.05 16:12
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中国当局が広範囲な不正腐敗調査をする中、ロケット軍と防衛産業国有企業の首脳部が1カ月間に12人も粛清されたことが把握された。

5日のブルームバーグ通信によると、先月29日に開催された全国人民代表大会(全人代)で軍首脳部9人の全人代代表職罷免が議決された。中国当局は解任の理由を明らかにしなかったが、ロケット軍を中心にした不正腐敗調査で捜査と処罰の対象になったという解釈が出ている。

 
今回の代表職罷免にはロケット軍司令官の李玉超、周亜寧、ロケット軍副司令官出身の張振中、李伝広、ロケット軍装備発展部副部長の呂宏、丁来杭空軍司令官、党中央軍事委装備発展部副部長出身の張育林、饒文敏、鞠新春らが含まれた。

先月27日、中国人民政治協商会議は王滬寧主席の主宰で第14期全国委員会第12次主席会議を開き、中国兵器工業集団の劉石泉会長、中国航天科技集団の呉燕生会長、中国航天科工集団の王長青副総経理を委員から罷免した。これは3人の公職剥奪を意味する。

今年8月に李尚福前国防相が公式的な席から突然消えたのも腐敗調査が本格化した頃だ。李尚福前国防相は2017年に中央軍事委装備発展部長を務めた。

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