【時視各角】「大韓民国の春」はいつ来るのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.04 15:39
#1.「今年は昭和99年、サヨナラ古き良き日本」。日本最大権威紙・日本経済新聞の1月1日の新年企画だ。昭和は1926年12月から89年1月まで日本で使用された年号だ。日本が世界第2位の経済大国に浮上した時期だ。社会は活力に満ちていた。世界株式ファンドが指標とするMSCI指数の日本企業の比率は27.28%に達した(現在は5.5%)。
そしてバブル崩壊と同時に訪れた「失われた33年」。その後、年号は平成、令和と変わったが、日本は昭和から抜け出せなかった。国外に出て開拓して挑戦するよりも、依然として年齢と期数を問いただして内部的な「部分改良、部分改善」に満足した。いわゆる「貯水池文化」だ。その間、日本の経済力を象徴する国民1人あたりのGDP(国内総生産)は3万4000ドル、世界32位に落ちた。日経が新年企画で2024年を「昭和99年」と表現した理由だ。