【コラム】国際社会から嘲弄される北朝鮮版人権白書
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.29 14:27
今月10日は世界人権宣言75周年記念日だった。その日「人権白書」を発表しながら北朝鮮は人権を尊重はするが「人権宣言が強調した人間の尊厳と権利は今日の銃器類犯罪や人種差別、警察の暴行、女性および児童虐待など社会悪が蔓延した米国と西欧で無惨に蹂躙(じゅうりん)されている」と主張した。北朝鮮の今回の白書は人権に対する北朝鮮の立場がどれくらいねじれているかを示している。
2014年2月に出された国連北朝鮮人権調査委員会の報告書などを見ると北朝鮮の人権蹂躪は全方向で持続している。多くの国家は人権尊重を志向しているが、北朝鮮政権存立の土台になる政治的信念は人権という概念とは完全に対称点にある。北朝鮮で個人の価値、そして個人と国家の関係は最高指導者と彼を取り囲む党から出発する。このような政治体制で絶対的かつ普遍的な人権、党や最高指導者に好き勝手させない個人の権利というものは存在することができない。