【社説】急減した韓国半導体特許、超格差維持は可能なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.28 12:03
半導体技術覇権競争の未来を計る先行指標に赤信号が灯った。韓国の半導体特許の割合がこの20年間で急減した。中央日報と大韓商工会議所が韓国、米国、中国、日本、欧州連合の世界5大特許庁(IP5)に出願された半導体特許を全数分析した結果、2003年に21.2%に達した韓国の割合が昨年は2.4%に落ちた。これに対し同じ期間に米国と中国に出願された半導体特許の割合は45.6%から92.9%に急増した。特に「半導体崛起」に出た中国の躍進が目立った。この期間に中国の割合は14.0%から71.7%に高まった。
韓国の構造的弱点は相変わらずだった。韓国が人工知能(AI)半導体に使われる高帯域幅メモリー(HBM)市場を先導しているが、韓国特許庁に出願された半導体特許のうちAIの核心であるシステム半導体特許の割合は低かった。競合国がいつでも追撃できるという意味だ。