通貨政策変更示唆した日銀総裁…17年ぶりの利上げに出るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.27 09:19
日本銀行の植田和男総裁が今年最後の公開演説で超緩和通貨政策変更の可能性を示唆した。市場は早ければ来年1-3月期ごろに日本銀行が17年ぶりの金利引き上げに出ると予想している。
ロイター通信などが26日に伝えたところによると、植田総裁は前日東京で開かれた経団連主催行事に参加し、2%の物価目標を持続的・安定的達成に対し「実現する確度が十分に高まれば金融政策の変更を検討していく」と話した。19日に「粘り強く金融緩和を持続する」として既存の立場を繰り返したことと比較すれば一歩踏み込んだメッセージという評価が出ている。ロイター通信は「政策修正の可能性を明らかにした最も明確なシグナル」と説明した。