米国の感染者の44%…新型コロナ変異株「JN.1」が拡大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.26 09:43
今年5月の新型コロナ「エンデミック」宣言から最初の冬を迎えた世界で変異株「JN.1」の拡大が尋常でない。米国内の新型コロナ感染者のおよそ半分がJN.1に感染したことが明らかになり、英国・フランスなどの欧州、シンガポールなどアジア国家にも広がっている。クリスマスと年末年始の大規模な行事が続いて多数の人が集まるため、ウイルス感染拡大の分岐点になるとみられる。
24日(現地時間)のフィナンシャルタイムズ(FT)によると、米疾病対策センター(CDC)は新型コロナウイルス変異株JN.1が米国内の感染者の44%を占めていると明らかにした。9月に初めて発見されたJN.1は今月に入って2週間で感染者数が初期発見当時の倍以上に増えた。米国のほかフランス、シンガポール、カナダ、英国、スウェーデンなど41カ国で流行している。