「コンテナ運賃50%上昇」…韓国でも紅海物流危機が現実化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.26 08:01
イエメンの親イラン武装組織フーシ派が米軍艦に続いて紅海を通行する民間の船舶を相次いで攻撃した余波で物流に対する不安が強まっている。国際貿易の主要航路が機能せず、海上物流の遅延、物流費の上昇などの現象が可視化している。
海運業界によると、アジア-欧州路線の上海コンテナ運賃指数(SCFI)は22日基準で20フィートコンテナ(1TEU)1個あたり1497ドルと、前週比45.52%(468ドル)上昇した。SCFIは中国上海港を出港するコンテナ船の15航路の短期(spot)運賃を反映した指数で、毎週金曜日に発表される。地中海と米西部・米東部・中東・オーストラリア・南米などを含むSCFI総合指数も1254.99ポイントと、前週比14.8%(161.47ポイント)上昇した。SCFIが1200ポイントを超えたのは昨年11月25日(1229.90)以来およそ1年ぶり。