韓国、外国人労働者の3人に1人が月300万ウォン以上稼ぐ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.19 09:12
先月20日午後6時。大田(テジョン)西区のあるマンション工事現場近くの食堂で外国人労働者10人ほどが食事をしている。食堂のメニューには中国語とベトナム語で「食べる分だけ取ってください」と書かれていた。建設業者の現場所長は「10年ほど前だけでも外国人労働者は雑夫と呼ばれる低熟練建設労働を主に担った。最近では熟練した韓国人労働者が高齢化した上に若い層が日雇い建設労働を忌避し高熟練労働も外国人で埋め合わせる傾向」と話した。
シュリンコノミクス(縮小経済)の衝撃を迎えた建設現場の姿だ。シュリンコノミクスは人口減少により生産・消費・投資をはじめとする経済全般が活力を失う現象だ。シュリンコノミクスのソフトランディングに向けた解決策として移民と外国人の長期滞在を活性化する対策が議論される。移民と長期滞在外国人多数は依然としてアジア系、低熟練労働者だが、一部で変化の風も吹く。