【時論】南北軍事偵察衛星と金正恩の錯覚(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.14 14:54
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が大喜びしている。2回も失敗した「千里馬1号」が「万里鏡1号」を搭載して宇宙に向かったからだ。北朝鮮は2021年1月の第8回党大会で軍事偵察衛星確保方針を決定し、昨年12月には試験用偵察衛星を打ち上げた。
金正恩は今年3月に国家宇宙開発局(現国家航空宇宙技術総局)を訪問した際、韓国軍、自衛隊、そして太平洋の米軍に関する情報を収集するよう指示した。また「5年以内に多数の軍事偵察衛星を太陽同期軌道に多角配置すべき」と命令した。