<大リーグ>「巨人」になった李政厚、年俸は孫興慜超え(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.14 08:22
李政厚は今季後、元所属球団キウム・ヒーローズの同意の下でメジャー進出を進めた。今季はけがの影響で86試合(打率3割1分8厘)の出場に終わったが、ニューヨークポストは「MLB30球団のうち20球団が李政厚に関心を見せた」と伝えた。このうちサンフランシスコは李政厚に以前から最も積極的に関心を見せてきたチームだ。今年2月、キウムのアリゾナ春季キャンプに毎日スカウトを派遣し、ピート・プティラGMは10月に李政厚の最後の打席を見守った後、起立拍手を送った。先月サンフランシスコの指揮棒を握ったボブ・メルビン監督は「我々のチームは身体能力が優れて守備力を備えた新しい中堅手が必要だ」とし、李政厚の名前に公開的に言及した。メルビン監督は今季、サンディエゴで金河成を主力内野手として起用した指導者だ。
その間、メジャーリーグ3、4球団が李政厚に大きな関心を見せていた。序盤はニューヨーク・ヤンキースが李政厚に目を向け、サンディエゴも主戦外野手2人をトレードに出して強い意志を表した。最近は大谷翔平(LAドジャース)を逃したトロント・ブルージェイズが李政厚に狙うという見方も出ていた。李政厚の交渉には明らかに好材料だった。