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【コラム】中国が尿素水の輸出をストップした本当の理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.11 14:42
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またしても尿素水だ。化学肥料燃料であるリン酸アンモニウムも危険だという話が出ている。中国の輸出統制で韓国産業は再び緊張モードだ。中国の真の狙いは何か。今年3月5日、李克強当時首相が全人代(議会)で報告した「2023年政府業務報告」を読み返してみた。答えはそこにあった。

報告は中国が今年推進する主要産業の政策方向3つを提示している。その一つが「発展と安全の並行(発展和安全并挙)」だ。産業政策を立てる時、国の安全(安全保障)をあわせて考慮するという意味だ。米中競争を念頭に置いた布石と読める。

 
中国メディアはレアアース(希土類)産業を例に挙げて説明する。中国は昨年初め「中国レアアースグループ(中国稀土集団)」という国有企業を発足させた。中国鋁業集団・中国五鉱・贛州稀土集団など資源開発会社3社からレアアース部門だけを離して新たに作られた。これに2カ所の研究機関が参加している。国がレアアースの生産および供給を直接管理するという意味だ。

輸出入分野の政府介入はもっと大きくなる。尿素水にしろ、リン酸アンモニウムにしろ、国の安全に少しでも影響を与えると判断されれば政府は輸出通関をストップさせる。ガリウム・マグネシウム・黒鉛などで確認されたことだ。そのため資源武器化という話が出てくる。

「2023政府業務報告」が提示したもうひとつの産業政策は「サプライチェーン(供給網)の強化および補完(强鏈補鏈)」だ。報告は「産業サプライチェーンを点検し、優秀資源を核心技術開発に投じてサプライチェーンの隙間を埋める」としている。国が産業サプライチェーン管理に全力で対応している姿だ。

3つ目の政策の流れは「新型挙国体制」だ。政府が主導的に出て、企業・学界(研究機関)・市場などをつなぐ国家革新ネットワークを構築するという意味だ。報告は「新型挙国体制で核心技術開発のグローバル組織力を強化していく」と明らかにしている。これら3つの政策方向の核心は産業と安全保障の結合だ。国家の安全に影響を与えうる品目は政府が率先して輸出を統制し、サプライチェーンを構築し直し、開発資源を選択集中させる。「戦時経済体制」を彷彿とさせる。この体制で尿素水はそれほど重要ではない品目かもしれない。中国にとっては些細な品目が韓国にとっては「メンタル崩壊」級の衝撃として響く。

韓国はとても安易だ。与野党は第2の尿素水事態を防ぐといって作った「経済安保サプライチェーン支援法」を政争によってずるずると先送りしていたが、事態がのっぴきならない状況になってはじめて、8日にあたふたと通過させた。そのため戦争するかのような容赦のない中国の産業展開に間違いなくまたやられる。

ハン・ウドク/チャイナラボ上級記者

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