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負債で耐える韓国の企業と自営業者…銀行の貸付残高1875兆ウォンで過去最大

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.07 07:34
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韓国銀行が6日にまとめた「7-9月期預金取り扱い機関の産業別貸付金」資料によると、7-9月期の韓国企業と自営業者の銀行からの借入金は1875兆7000億ウォン(約210兆円)で前四半期より32兆3000億ウォン増え過去最大を記録した。2四半期連続の増加だ。銀行が「共生金融」圧迫で家計向け融資の代わりに企業向け融資を競争的に増やした上に、企業も社債発行よりは銀行からの借入を好んだ影響だ。

まず製造業への貸付が増えた。半導体など輸出回復傾向で設備投資と運転資金需要がいずれも拡大し、製造業の貸付残高は9月末457兆6862億ウォンで前四半期より10兆3000億ウォン増えて3カ月ぶりに増加規模が大きくなった。

 
サービス業も1205兆8723億ウォンで金融・保険業、不動産業などを中心に増加幅が14兆ウォンから16兆9000億ウォンに拡大した。金融・保険業の場合、資金調達が難しくなったカード会社と証券会社が銀行からの借入を増やし1年ぶりに増加に転じた。不動産業への貸付は不動産景気回復などの影響で不動産開発事業がスピードを出し、商業用不動産取引も増え前四半期より増加幅が6兆ウォンから8兆ウォンに拡大した。自営業者への貸付も過去最大だった。自営業者貸付指標に活用される卸・小売り業、宿泊・飲食店業への貸付のうち預金銀行の非法人企業貸付残高は119兆4000億ウォンで前四半期より7000億ウォン増加した。高物価に原材料購入負担が大きくなったが消費は萎縮し運営資金を負債で充当した結果だ。

問題は増える利子負担で限界状況に追いやられる企業が多くなっている点だ。韓国銀行が昨年非金融企業91万社の経営実態を分析した結果、利子負担がある46万社以上がインタレストカバレッジレシオが100%未満の企業は42.3%で過去最高となった。

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