最後まで越えられなかった「オイルマネー」障壁…不発に終わった釜山万博、成果は残った(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.29 15:09
「文化競争力」を前に出した韓国釜山(プサン)は結局、「オイルマネー」の壁を越えることができなかった。28日(現地時間)、フランス・パリで開催された博覧会国際事務局(BIE)総会で、サウジアラビアのリヤドが2030年国際博覧会(万博)の開催地に選定された。BIE加盟182カ国の投票の結果、韓国釜山は29票、サウジ・リヤドは119票、そしてイタリア・ローマは17票を獲得した。1次投票でリヤドが3分の2以上を票を獲得したため、「2次投票でイタリアの票を吸収して逆転する」という韓国政府の戦略はまともに稼働しなかった。サウジが王政体制を総動員してロビー活動を行い、莫大な資金力でBIE加盟国を引き込んだ結果と評価される。
この日のBIE総会に出席した韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「国民の期待に応えることができず申し訳なく、これまでの支援に十分に報いることができず残念に思う」と述べた。