1週間に4回…韓国政府の行政ネットワーク障害
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.11.25 09:08
韓国政府の行政ネットワークに連日障害が発生している。24日午後1時54分ごろ、韓国造幣公社が運営する政府モバイル身分証システムウェブサイトとアプリケーションがともに接続できなくなった。モバイル身分証とはスマートフォンに保存してプラスチックの身分証と同じく使用できるオンライン身分証明証。造幣公社は「定期点検中に作業者の過失でサーバーがダウンしたことが確認された」とし「午後2時49分ごろモバイルアプリの一部を、午後3時20分ごろにはホームページとアプリの機能の一部を復旧した」と説明した。モバイル身分証新規発給サービスは障害発生から6時間40分後のこの日午後8時40分ごろ全面復旧した。
政府のネットワーク障害はこの1週間で4回目。17日に公務員専用行政ネットワーク「セオル行政システム」と行政手続きオンラインサービス「政府24」に接続障害が発生し、混乱が生じた。行政安全部は19日に地方行政ネットワークがすべて正常化したと発表したが、22日に住民登録システムにまた障害が生じた。翌日の23日にも調達庁の国家総合電子調達システム「ナラ(国)市場」が1時間ほど機能しなくなった。行政安全部は原因を明確に説明していない。