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中国の日本産水産物輸入、10月は99%減…短期間での解決容易でなさそう

ⓒ 中央日報日本語版2023.11.20 09:58
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中国が先月日本から輸入した水産物が1年前より99%減ったことがわかった。

NHKは中国税関当局が18日に発表した統計を引用し、10月の日本からの水産物輸入額が約5000万円で前年同月に比べ99.3%減少したと報道した。中国は8月24日に汚染水放流に反発し日本産水産物輸入を全面中断した。その余波で8月の輸入額は前年同月より67%減少し、9月からは輸入が事実上中断された。昨年日本から中国に輸出した水産物は871億円に達した。

 
日本の岸田文雄首相は16日に米サンフランシスコで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を契機に習近平中国国家主席と会い日本産水産物の輸入中断撤廃を要求した。日中首脳は専門家が参加して議論を始めることで意見をまとめたが、習主席が「適切な処理」が必要だと話すなど短期間で合意点を見いだすのは容易ではないものとみられる。岸田首相もAPEC首脳会議後に記者らと会い、水産物輸入禁止撤回時期に対しては「率直に申し上げて予断できる状況ではない」と話した。

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