「ソメク」1杯2625ウォン…「酒代が食事代並みに、注文するのが怖い」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.10 13:45
9日の昼食時間に訪れたソウル江南区(カンナムグ)コエックスの裏にあるタッポックムタン(鶏肉じゃが)専門店。今年で経営8年目となるパク・イルヨンさん(52)は最近、悩みが多い。一日に400-500人が食事のために集まるところだが、焼酎の価格を数年前から1本5000ウォン(約575円)に維持しているからだ。付近の他の飲食店は昨年から5500-6000ウォンで売っている。近いうちに価格をさらに上げるという話も聞こえる。パクさんは「それでも価格を上げれば常連客を失うのではないか心配になる」と話した。
この日から「チャミスル」「テラ」などハイト真露の一部の商品の価格が上がり、飲食店の経営者と消費者の負担が増えた。ソウル江南の一部の飲食店は焼酎とビールを1本7000ウォンで売っている。会社員がよく飲む「ソメク」(焼酎1本+ビール2本)価格が2万ウォンを超えるということだ。焼酎業界1位のハイト真露がこの日、値上げをし、チャミスル360ミリリットル基準で1本あたりの価格は1166.6ウォンから1247.7ウォンへと81.1ウォン上がった。