【コラム】ハマスとイスラエルの戦争で試験台に上がった自由主義陣営(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.15 13:03
そうした状況でバイデン政権は想像しなかった伏兵に出会った。数日前に起きたハマスとイスラエルの戦争がそれだ。バイデン政権はこれまで中東で弱まっていた米国の影響力を挽回する重要なプロジェクトを推進中だった。それは米国の主導の下にイスラエルとサウジアラビアの関係を正常化し、上昇している中国の影響力を制御しようとするものだった。ところが戦争勃発でこのプロジェクトが難関に直面した。そうでなくても何日か前にトランプ氏の支持率がバイデン氏を9%上回るという米国メディアの報道が出てきた状況で、これはバイデン大統領に途轍もない挑戦になっている。
この戦争が中東の地域戦争に広がり米国まで参戦することになればバイデン大統領には大きな悪材料になるだろう。戦争が拡大する場合、エネルギー価格上昇で米国経済に悪影響を及ぼし、それが有権者の支持下落を生みかねない。すでに共和党とトランプ前大統領はバイデン政権を外交的に無能だと批判し始めた。民主党内部でも進歩性向の議員は強硬右翼のネタニヤフ政権がパレスチナを過度に苛酷に扱っているとしながらイスラエルに批判的だ。