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13年前の発言とは…インドの「ブッカー賞」受賞作家女性を告発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.13 08:54
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インドの著名な小説家が13年前に行った発言で処罰を受ける危機に瀕している。主人公はアルンダティ・ロイ氏(63)で、『小さきものたちの神』で1997年に英国のブッカー賞を受賞した作家だ。政治や社会評論も積極的に行い、特にインドのモディ首相を公に批判してきた作家だ。タイム誌が2014年に選定した「世界のアイコンになった100人の人物」にも名を連ねた。インドのニューデリー警察局は11日(現地時間)、「ロイが13年前のカシミール地域の行事で行った発言は、今も問題視する余地が十分ある」とし、作家に法的処罰を問うと発表した。

ニューヨークタイムズ(NYT)によると、ニューデリー警察は「より厳重な措置を取ることができたが、この程度にしておく」と述べたという。NYTは「しかし、当局は実際に13年前のことをなぜ今になって問題視するのかについては明確な答えを出さなかった」と伝えた。

 
NYTだけでなくタイム・ロイターなどの外信は今回の措置がインド政府の言論の自由弾圧の本格化のまた別の信号弾だと解釈している。ロイ氏は先週も「言論に自由を許せ」というプラカードを首にかけて行事に参加するなど、当局の心を露骨に刺激してきた。インド法には「分裂を助長する発言に対しては処罰が可能」という条項があるが、ロイ氏を含む進歩陣営はこの条項が言論の自由を侵害すると主張してきた。

一方、ロイ氏の13年前の発言は、インド北部のカシミール地域紛争と関連している。パキスタンや中国領と接する同地域は、宗教や人種など多様な分野でインドと水と油のような関係だ。インドのヒンドゥー教ではなく、イスラム教を信じるのが代表的な違いだ。しかし、インドの長年の敵であるパキスタンとの力の軋轢などで、インドには政治的に見逃せない地域だ。実際、モディ首相はカシミールをインド領に置くのではなく、直接統治する形に変えようとしている。しかし、ロイ氏らはカシミールを手放すべきだと主張してきたし、政府の立場からは目の敵となった。ロイ氏本人も主張を曲げず、独立に反対する保守陣営と頻繁に衝突した。ロイ氏が「分裂を助長したりする」(アル・ジャジーラ)人物としても知られている理由だ。

ロイ氏は2010年、ある討論会に参加してカシミールの独立を主張し、これについて当時の保守陣営はロイ氏に対する告発状を受理したが、法的処罰にはつながらなかった。今回、ニューデリー警察局が問題視した部分はその当時の状況で、2010年に受理された告発状でも改めて処罰することが可能だというのが警察側の論理だ。

インドの言論の自由は国内では熱い話題だ。ロイ氏のような人物は、政府と企業が癒着してメディアを掌握したと主張している。実際、インドの代表的な大企業のリライアンス・インダストリーズは、70以上のメディアを所有している。同社の代表、ムケシュ・アンバニ氏はモディ首相と親しい間柄だ。国境なき記者団(RSF)は今年、世界言論自由指数でインドを180カ国中161位に位置づけた。

ロイ氏は政治評論などを文学的水準に引き上げたと評価されている。自身が反対するブッシュ元米大統領の国連の演説の文体をそのまま用い、ブッシュ氏を批判する内容の記事を書いた手法も注目された。『小さきものたちの神』は紛争地域で生まれ、運命の分かれ道を歩んでいく双子の物語を伝えた。1997年にブッカー賞を受賞し、40以上の言語に翻訳・出版された。後援金を支給する投資会社マン・グループの名前を取って「マン・ブッカー賞」とも呼ばれるブッカー賞はノーベル文学賞と共に世界3大文学賞に挙げられる。韓国ではハン・ガン氏が2016年に受賞した。

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