戦場となったイスラエル…韓国人聖地巡礼客360人、10日から撤収
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.10 07:33
パレスチナ自治区のイスラム組織「ハマス」とイスラエルの武力衝突が戦争で激化したことを受け、政府は韓国人短期滞在者と在イスラエル韓国人の安全確保に総力を注いでいる。このうち聖地巡礼のためにイスラエルを訪問した韓国人観光客約360人を含む一部の滞在者は10日(現地時間)から国籍機による撤収に乗り出す予定だ。
これに先立って、大韓航空はハマスの奇襲空襲とこれに対抗したイスラエルの報復空襲で戦争が激化すると、9日午後2時35分出発予定だった仁川(インチョン)発テルアビブ行きの航空便(KE957)を欠航措置した。大韓航空は国土交通部・外交部など関係部署との議論を経て、10日早朝に航空機をベン・グリオン国際空港に送ることを決めた。テルアビブ発仁川行きの帰国便は10日午後1時45分(現地時間基準)、現地から出発する。