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ドイツ女性、裸体のままハマスに連れ去られた…阿鼻叫喚の音楽フェス

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.10 07:00
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ハマスの奇襲攻撃でイスラエル国民700人以上が死亡して2382人が負傷した中で、イスラエル南部キブツ(農業共同体)のレイムで行われていた音楽祭の会場周辺だけで遺体260体が大量に見つかるなど被害が大きかったことが分かった。

当時現場にいた人々がSNSに投稿した映像を見ると、大音量の電子音楽が響く会場の上をロケットと見られる白い閃光が空を分ける様子が登場する。続いて音楽の音が消えて行事関係者が「赤色警報、赤色警報」と差し迫った声で放送を流し始めた。

 


空襲サイレンが鳴り響き、観客が混乱に陥っている間、電気まで遮断された。続いて車両数台からハマス武装隊員100人余りが勢いよく降りてきて集まっていた人々に向かって銃を乱射し始めた。

ハマス隊員が会場の出口など至るところに待ち伏せていた状態だったため、音楽祭参加者が現場から逃げるのは容易なことではなかったと生存者は伝えた。命からがら逃げてきたある参加者(31)は米国ワシントン・ポスト(WP)の取材に対して「車で逃げようとしたが亡くなった人々が多く、彼らが乗っていた車で道路が塞がれていた」と当時の状況を伝えた。

音楽祭が開かれていたのは四方が遮蔽物のない砂漠だったため、銃撃を避けて隠れる場所がほぼなかった。また別の生存者はCNNに対して「薮の中に隠れて警察に通報したが『あまりにも多くの人が拉致されたので助けることはできない』という回答だけが返ってきた」と伝えた。ある音楽祭参加者はBBCに対して「スマートフォンを無音にして3時間死んだふりをして地面に横になっていた」としながら「しばらくそのままでいたらヘブライ語が聞こえたのでイスラエル軍が来たことが分かった」と伝えた。

この日の音楽祭では数十人の民間人がハマス隊員に拉致されたという。この過程でドイツ女性が裸体のままトラックに乗せられていったほか、英国人保安要員との連絡が途絶えるなど外国人の被害も発生した。

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    ドイツ女性、裸体のままハマスに連れ去られた…阿鼻叫喚の音楽フェス

    2023.10.10 07:00
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    イスラエル音楽祭会場現場がハマスからの攻撃を受け、行事場所から脱出する参加者たち。[写真 X(旧ツイッター) キャプチャー]
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