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<杭州アジア競技大会>サッカー韓国代表、9-0でクウェートに大勝

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.20 07:59
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鄭優営(チョン・ウヨン、24、シュツットガルト)のハットトリックなどサッカーU-24(24歳以下)韓国代表が「中東の伏兵」クウェートに大勝し、アジア競技大会3連覇への挑戦の第一歩を踏み出した。

黄善洪(ファン・ソンホン)監督(55)が率いる韓国は19日、中国浙江省金華スポーツセンタースタジアムで行われた2022杭州アジア競技大会グループリーグE組初戦でクウェートに9-0で完勝した。

 
勝ち点3の韓国はE組の単独トップに立った。同日に先に行われた試合で1-1で引き分けたタイとバーレーン(勝ち点1)が2位タイ、クウェート(勝ち点0)が最下位。今大会は6組に分かれてグループリーグが行われるが、各組1・2位チーム12カ国と3位チームのうち上位4カ国が16強トーナメントに進出する。2014仁川(インチョン)大会、2018ジャカルタ大会で金メダルを獲得した韓国は、アジア競技大会史上初の3連覇に挑戦する。

エースの李康仁(イ・ガンイン、22)は所属チームのパリ・サンジェルマン(PSG)の試合を消化するため、この日は出場しなかった。21日に代表チームに合流する。

「黄善洪(ファン・ソンホン)号」は2線の攻撃資源が多い半面、ストライカーが不足するという評価を受けてきた。クウェート戦で黄監督は趙英旭(チョ・ヨンウク、24、金泉尚武)を2線の前方に置く「ゼロトップ」戦術を稼働した。左に鄭優営(チョン・ウヨン)、右に厳元尚(オム・ウォンサン、24、蔚山現代)、そして真ん中にコ・ヨンジュン(22、浦項)が入った。

黄監督の選択は的中した。韓国は試合開始3分に先制ゴールを決めた。趙英旭とのパスプレーでペナルティエリア左側に入った鄭優営がDF選手に当たって落ちたボールを右足でゴールに蹴り込んだ。

主導権を握った韓国はその後も得点を続けた。前半19分には趙英旭がペナルティエリア正面から強烈なシュートを放ってゴールネットを揺らした。前半44分にはオーバーエージで出場した主将の白昇浩(ペク・スンホ、26、全北現代)がペナルティエリア左側からFKゴールを決め、その3分後には鄭優営が1ゴールを追加した。

この日の気温はキックオフ時間(日本時間午後8時30分)基準で30度だった。湿度が73%で、体感温度は34度の猛暑だった。しかし勢いに乗った韓国は後半にも攻撃を続けた。後半3分にまた鄭優営が得点し、自身の翌日の誕生日(20日)をハットトリックで祝った。後半7分には厳元尚のゴールでスコアを6-0とした。黄監督は後半10分に厳元尚、13分にコ・ヨンジュン、23分に鄭優営を順に交代させた。

新しいメンバーが入った韓国はさらに勢いづいた。後半29分に趙英旭がこの日2点目となるゴールを決め、後半35分とロスタイムには交代で入ったFWパク・ジェヨン(23、全北)とアン・ジェジュン(22、富川)が得点し、9-0で試合を終えた。約200人の韓国の遠征ファンは最後まで応援を続けた。

一方、北朝鮮は同日、グループリーグF組第1戦で台湾に2-0で勝利した。北朝鮮が国際総合大会に参加したのは前回のアジア競技大会以来5年ぶり。北朝鮮は2021年、新型コロナパンデミックを理由に東京オリンピック(五輪)に一方的に参加せず、国際オリンピック委員会(IOC)から資格停止の懲戒を受けた。

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