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5日ぶりに病院訪ねたモロッコ国王…生存者「私たちは忘られた」憤怒

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.14 09:37
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アトラス山脈の山間部の村を焦土化した大地震への対応が遅くて被害が拡大したという批判に直面したモロッコのモハメド6世国王が12日に主要被害地域である同国南西部の都市マラケシュを訪問した。地震発生から5日ぶりとなる今回の行動はモロッコ政府の未熟な対応に国民的な怒りが大きくなる中で行われたと外信は報道した。

◇モロッコ国王、負傷者に口付けし献血

 
この日モロッコ国営テレビは通常放送を中断して国王のマラケシュ訪問を集中報道した。国王はマラケシュに到着した後、負傷者が多く入院している大学病院を訪れ1時間余りとどまった。メディアは国王がベッドに横になる患者を視察し、負傷した少年の額に口づけして回復を祈る姿などを映像で公開した。

続けて国王は病院関係者と会い、負傷者の健康状態と治療状況などを尋ねた後、そでをまくって献血をした。インドメディアのザ・ヒンドゥは「モロッコ国王は特別な場合にだけ姿を表わす。彼の献血の様子を公開したのは驚くべきこと」と伝えた。AP通信は「いまモロッコで献血は苦痛に置かれた地震被害者に対する連帯の表示」と強調した。

ウォール・ストリート・ジャーナルは国王の今回の病院訪問と献血に対し、モロッコ政府の遅れた対応に対する国民的公憤を意識した行動だと指摘した。この日モロッコ内務省は地震被害による死亡者数は2901人、負傷者は5530人と集計した。モロッコ政府関係者は今回の地震の総被害者が最小60万人に達すると推定した。

◇「安否確認に来る人すらいない」

こうした大災害にも政府レベルの対策を出さないため、当局が地震被害から目をそらしているという批判が出ている。生存者は「国は私たちが存在するという事実さえ忘れたようだ」と嘆いているとニューヨーク・タイムズは伝えた。山間部の村の住民は「地震ですべてが崩れたが私たちが生きているのか死んでいるのか確認しに来る人すらいなかった。寒くて空腹だ」と話した。

この村にモロッコとスペインの救助チームが到着したのは地震発生から4日目の11日午後5時だった。村の人々は救助隊に「もっと早く来てたら埋まった人たちを助けられたのではないか」と怒りをぶつけた。

ゴールデンタイムが過ぎた後に被害地域に入ってきた救助隊はまだ生存者を1人も救出できておらず、がれきの中から遺体ばかり収容している。ウォール・ストリート・ジャーナルは時々見つかる少数の生存者はとても深く埋まっており救助するのが難しい状況だと伝えた。

救助隊派遣の遅れに対しモロッコ政府は「被害地域が高度3000フィート(約914メートル)を超える高山地帯で、土砂崩れにより道路までふさがり接近が容易ではなかった」と釈明した。だが住民らは「道がないというのは事実でない。子どもたちも土を掘り起こしながら行き来する。外国からボランティアメンバーもやってきて私たちを助けてくれた」として政府を批判した。続けて「政府だけ信じていたら私たちは1人も救えなかっただろう」と話した。

◇週末に雨の予報、「被害地域は泥沼になりそう」

外信は生存者に対する支援もまともにされていないと伝えた。特に山間部に接近したヘリコプターやトラックなどは路上に小麦粉や砂糖、水などを無作為に落としており救護品が必要な人にまともに伝えられずにいる。家族のために毛布が必要という男性は、「私の分の救護品を公正に配ってほしい」と不満を吐露した。

天気も厳しい。晩秋を迎えたモロッコの山間地域は9月から雪が降り始める。ニューヨーク・タイムズは「今週後半には雨が予報され、被害地域を巨大な泥沼になのはほぼ確実だ」と伝えた。山間部の村で家と家族を失った被災者は雲が出てきた空を示しながら「まだテントもないがとても寒い。雨が降ったらどうしていいのかわからない」と心配した。

モロッコ国王は被災者に向け避難所を提供し、速やかに住宅を再建するよう命令した状態だ。だがテントすら大きく不足しており、被災者の多くが道端に毛布を敷いて野宿している。今回の地震で母親と娘を失った被災者は「ようやく救助隊が食べ物と服を持ってきたが、私たちは家も電気も水道水もない。ここに家を再建できるか先が見えない」と話した。

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    5日ぶりに病院訪ねたモロッコ国王…生存者「私たちは忘られた」憤怒

    2023.09.14 09:37
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    8日にモロッコで発生した大地震で被災者が道端に横になっている姿。[写真 韓国公務員提供]
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