来年の成長率1%台予測相次ぐ…韓国「長期低成長」に警告灯
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.08 08:41
国内総生産(GDP)経済成長率が1%台なら、実感がないかもしれない。成長率が2%台以下に低下したのは深刻な凶作を体験した1956年(-0.6%)、2次オイルショックがあった1980年(-1.6%)、通貨危機を迎えた1998年(-5.1%)、グローバル金融危機に直面した2009年(-0.8%)、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が拡散した2020年(-0.7%)まで、5回だけだ。ところが、今年に続き来年も1%台の成長に留まる可能性があるという見方が出ている。
7日、国際金融センターによると、最近、海外の主要な投資銀行(IB)のシティが1.8%→1.7%、バークレイズが2.3%→2.0%と、それぞれ来年度の韓国成長率予測値を引き下げた。IB8カ所のうち、JPモルガン(1.8%)、HSBC(1.6%)など5カ所が来年1%台成長を予測した。来年まで1%台の成長となる場合、1954年に関連統計を取り始めて以来、初めて2年連続で1%台の成長となる。