88カ国「親書」送ったという韓国野党代表…IMO「日本の海洋放出、投棄ではない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.06 07:32
韓国第1野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が4日、ロンドン条約とロンドン議定書に加入している88カ国に福島問題関連のいわゆる「親書」を送った中で、国際海事機関(IMO)はすでに「放出行為はロンドン議定書上、禁止された『投棄(dumping)』と見るのは難しい」など内容の法律検討を終えたことが分かった。これは国際法学界ではすでに議論がある程度終わった事案で、国際機構次元の行動を要求して得られる実益は何かという質問につながる。
◇IMO、事実上「投棄ではない」
5日、IMOによると、昨年10月IMOによって作成された「放射性廃棄物管理に関連する事項」という文書には「ロンドン条約・議定書の解釈は当事国の全権(prerogative)」としながらも「陸地からのパイプラインを通した処理(disposal)をロンドン条約・議定書上の投棄(dumping)と見ることはできないという意見もある」という結論が入っていた。