<関東大震災虐殺100年>32メートルの絵の中で血流す青年…「日本、反省を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.01 08:15
東京新大久保の高麗博物館で開かれている企画展「関東大震災100年‐隠蔽された朝鮮人虐殺」で当時惨状を描いた合計2巻で構成された32メートルの巻き物の絵が一般に初公開された。
高麗博物館前館長で専修大学歴史学教授の新井勝紘氏が公開したこの絵の1巻目の最後には朝鮮人の虐殺場面が生々しく描かれている。手にこん棒や竹槍を持った自警団が必死に逃げる朝鮮人を追いかけて、学生帽子をかぶったある青年は逃げていたところ刃物に刺されたのか、肩から腕にかけて鮮血がほとばしっている。武装した軍人と自警団に追われる朝鮮人の後ろには山のように積み重なった死骸が描かれている。