韓国国内線利用客18%減る時に…日本線は1539%、中国線は2568%増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.30 07:40
30代の会社員チョン・ジュファンさんは友人2人とともに今月初めに愛媛県松山市で3泊4日間の休暇を過ごした。航空便は格安航空会社(LCC)を利用した。現地の空港アクセスは韓国人専用シャトルバスを利用した。パスポートを見せれば飛行機の時間に合わせて無料で運行する形だった。チョンさんは休暇期間中に1人当たり80万ウォン(約8万8409円)ほどだけ使いながらも十分に満足な時間を過ごしたと話した。彼は「韓国の有名観光地より旅行費用もかからず、観光客の待遇も良かった。韓国の有名観光地が韓国人客にぼったくり営業をするスタイルが嫌いで次の休暇も海外に行くつもり」と話した。
チョンさんのように韓国国内より海外旅行を選ぶ韓国人が増え、国内線と国際線の利用客数の格差が急速に広がっている。29日に中央日報が国土交通部のグローバル航空産業動向白書と韓国空港公社と仁川(インチョン)国際空港公社の最近の国際線・国内線旅客実績を分析した結果だ。夏休みの繁忙期である先月の国際線利用客は638万3000人で前年比246%増加したことがわかった。白書は「夏休み期間の海外旅行需要増加と世界ジャンボリー大会開催などの影響で国際線利用客が大きく増えた」と分析した。